富山県でのイベント案内ではないのですが兵庫県の落語会のご案内をします。6月に高岡で公演して大好評だった、「上方落語を楽しむ会 落語きゃらばん」が今度は兵庫県で開催されます。しかも高岡とまったく同じことはやりません!演者も入れ替えて演目、また演出を変えた芝居「時うどん」をされるとのこと。兵庫県をはじめ関西に住んでおられる方には是非とも観ていただきたい落語会です。
日時:平成26年10月12日(日) 13:30開場 14:00開演
会場:神戸市婦人会館5階
前売り:2000円 当日:2500円
なお、私も神戸の落語会に足を運ぼうと思っています。
さて、実は9月23日に大阪の天満天神繁昌亭に行き、落語きゃらばんの出演者と会ってきました。
なお、その日観た演目は…
笑福亭飛梅「大安売り」
林家そめすけ「ちりとてちん」
笑福亭 仁嬌「八五郎坊主」
揚野バンリ「お笑い曲芸」
桂三金「千手観音」
桂文喬「悋気の独楽」
飛梅さんと「大安売り」の相撲取りのキャラクターは見事一致していて演目にすいすい入っていけました。林家そめすけさんの「ちりとてちん」は、東京でも演じられる演目であるが、上方がルーツであることが分かる演出でした。笑福亭 仁嬌さんの「八五郎坊主」は、江戸にはない上方の演目。初めて生で聴きます。初めて聴く落語に会うと嬉しいものです。揚野バンリさんのほんわかする曲芸も大阪の庶民の芸として楽しめました。そして、桂三金さんの「千手観音」。おなじみ六代目桂文枝さんのお弟子さんだけあって新作落語。サゲがどうなるかワクワクしながら聴けました。そして仲トリの桂文喬さん。師匠である五代目桂文枝も得意とした「悋気の独楽」。まず丁稚の定吉の描き方がとてもかわいく、また主人と主人の妻が大人の男女として面白く描かれています。そして江戸にはない演出としてお妾さんが出てきませんが、聴き手にどんな人物か想像を掻き立てます。大阪は船場の商人街を頭の中で思い描くことができる最上の落語でした。
今まで江戸落語を聴く機会が多かったのですが、上方落語にのめり込んでいってます。
終演後、文喬さんと智六さんとお食事をしました。智六さんに南京玉すだれを教えてもらいました。練習したらできるようになるのではないかなと思いました。(無謀でしょうか…笑)
なお、文喬師匠の奥様のブログにも記事にしてもらっています。
→上方落語笑店おさきさんのブログ
今から「上方落語を楽しむ会 落語きゃらばんin神戸」が楽しみです。